■講義の位置づけと到達目標

 「法律学概論」は、総合社会学部1年生向けに開講されている教養科目です。法学部以外の学生が法律学を学ぶ貴重な機会ですので、法律学の全体像と実際の機能、法的な思考方法などについて、できるだけ分かりやすく解説するつもりです。同時に、学生の主体的な参加を促すため、授業中に適宜質問を投げかけることにより一定の緊張感のもとで受講してもらいたいとも考えています。法律学に興味を持ち、最低限の知識と思考方法を身につけることにより、法律がより身近に感じられるようになってもらうことが一応の到達目標です。

■講義で扱う範囲

 教科書とレジュメを中心に、刑法、刑事訴訟法、民法、憲法の順に基本的な用語や考え方、具体的な規則について学んでもらいます。後半4回の講義では、国際社会のルールである国際法についても概観し、法に関する視野を広げてもらうつもりです。なお、講義中はなるべく話題になっているニュースなどにふれることにより、学生が発言をしたり質問をしたりしやすい雰囲気作りに努めたいと思っています。
 
■授業計画の概要

 この講義では以下の内容を以下の順序で扱っていく予定です。

 ・イントロダクション(法はなぜ必要か、法律学とは何か)
 ・刑法
 ・刑事訴訟法
 ・民法(不法行為法)
 ・民法(契約法)
 ・民法(家族法)
 ・憲法(統治機構)
 ・憲法(基本的人権)
 ・国際法

 ※その他、法的推論や条文の解釈についてはレジュメを使って別途説明します。

■教科書

 松井茂記ほか著『はじめての法律学(第4版)』(有斐閣、2014年)
 
 六法全書(ポケット六法など) ※かならず最新のものを用意すること


Last updated on May 8, 2014